大阪駅からJR宝塚線の快速電車で約40分。三田市は兵庫県の南東部に位置する、人口約11万人のベッドタウン。江戸時代に三田藩2万石の城下町であるも、平安時代の荘園から昭和時代までの田園風景が、昭和60年代のニュータウン開発と鉄道電化で、大阪のベッドタウンに変貌した。駅弁は1899(明治32)年の駅の開業後ほどなく、大阪駅弁の水了軒の支店ができ、「なにわ」の商号で1980年代まで営業した。1899(明治32)年1月25日開業、兵庫県三田市駅前町。
おそらく1930年頃、昭和5年頃のものと思われる、昔の三田駅弁の掛紙。絵柄は下記のものと同じだが、35銭の価格を30銭に訂正している点に違いがある。
おそらく1930年代、昭和10年前後のものと思われる、昔の三田駅弁の掛紙。とても小さな紙片に古めかしさが感じられる。なお、現在の三田駅に駅弁はない。