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 旅の友「駅弁」。実際に食べた9,000個以上の駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR西日本 網干(あぼし)駅 JR-West Aboshi Station
2025(令和7)年7月訪問 GoogleMap

駅名標 駅舎 駅構内

姫路駅から山陽本線の電車で3駅10分。1946年に姫路市へ組み込まれた網干町の市街から1里ほど離れた場所に設けられ、1909年から1934年まで播電鉄道が網干港や龍野や新宮に通じた。1968年に電車の車庫ができたことで、この駅を行き先とする電車が京阪神地区で多く走っている。駅弁は1910年代または当時市販の鉄道時刻表によると1925年には売られており、戦前昭和時代には構内営業者がいたが、1946年に加古川駅へ移転して以降は売られない。1889(明治22)年11月11日開業、兵庫県姫路市網干区和久。

【掛紙】揖保川名物鮎すし(20銭)Ibogawa Meibutsu Ayusushi
調製年月日不詳 1920's

掛紙

第二次大戦前のものと思われる、昔の網干駅弁の掛紙。収集者は1920(大正9)年のものとしていた。網干駅の西約3kmを流れる揖保川(いぼがわ)では、今も鮎釣りができるという。調製元の旭栄軒は、大阪駅弁の水了軒の支店として1902(明治35)年に阪堺鉄道の堺駅で約5年間売店を営業し、1908(明治41)年11月に網干駅へ移転、1946(昭和21)年1月に加古川駅へ移転し、1990(平成2)年頃まで営業していたという。

販売駅
山陽本線 網干(あぼし)駅 1889(明治22)年11月11日開業 兵庫県姫路市網干区和久
調製元
旭榮軒 網干駅構内 連絡先の記載なし