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 旅の友「駅弁」。実際に食べた9,000個以上の駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR北海道 釧路(くしろ)駅 JR-Hokkaido Kushiro Station
2024(令和6)年9月訪問 GoogleMap「釧路駅」

駅名標 駅舎 駅構内

札幌駅から特急列車で4時間強、札幌方面と根室方面と網走方面へ鉄路が分かれる駅。釧路市は北海道東部で太平洋に面する、人口約17万人の港町。全国最大級の漁港と道東最大の工業地帯を持ち、空港も備える物流の拠点であるほか、釧路湿原など道東観光の玄関口として賑わった。駅弁は改札外駅舎内の土産物店2店が、釧祥館と引田屋のものを販売。1917(大正6)年12月1日開業、北海道釧路市北大通14丁目。

どっさりかき弁当(1,290円)Dossari Kaki Bento
2023年3月11日に釧路駅のキヨスクで購入 Mar. 11, 2023

掛紙 中身
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2020(令和2)年に釧路駅や駅弁催事などで発売か。ボール紙でふちを厚く組んだ正方形の容器に、醤油飯を詰め、ひじき煮を散らし、「ふっくら柔らかく煮込んだ牡蠣をどっさりのせ」、甘酢生姜を添える。今までの釧路駅や近隣の駅弁よりも、中身はシンプルに、分量を控えめにして、売り場で手に取られやすいようにしたのだと思う。併せて釧路や道東や北海道だという感じや、弁当でなく駅弁だという感じも、あまりないと思う。

販売駅
根室本線 釧路(くしろ)駅 1917(大正6)年12月1日開業 北海道釧路市北大通14丁目
調製元
株式会社 釧祥館 北海道旭川市2条通22丁目1−64 0120-323-017 https://www.asahikawa.ekiben.ne.jp/

かきべん(980円)Kakiben
2018年12月16日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入 Dec. 16, 2018

掛紙 中身
掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

1990年代の発売か。カキやひじきの五目飯に煮ガキを5個ほど散らし、玉子焼、ガリ、いも茎、山くらげを添える。中身を見せるボール紙製スリーブの絵柄を含め、おしゃれな感じ。今回は東京駅で購入したが、レシートでの商品名は不思議と「かきべん旭川駅」だった。価格は2018年の購入時で980円、2021年時点で1,100円、2022年時点で980円。

※2022年4月補訂:値下げを追記
※2021年3月補訂:値上げを追記
販売駅
根室本線 釧路(くしろ)駅 1917(大正6)年12月1日開業 北海道釧路市北大通14丁目
調製元
株式会社 釧祥館 北海道釧路市北大通12丁目2−7 0120-323-017 https://www.asahikawa.ekiben.ne.jp/

【終売】かきべん(900円)Kakiben (end of sales)
2002年2月15日にさいか屋川崎店の駅弁大会で購入 Feb. 15, 2002

掛紙 中身
掛紙 外観 中身

上記の駅弁「かきべん」の、2002(平成14)年時点での姿。内容の趣旨は変わらないが、当時はスリーブでなく掛紙を使い、中身の見栄えが厚岸駅の名物駅弁によく似ていた。底の浅い長方形の容器の全体にカキの味付け御飯を敷き詰め、その上にカキ・アサリ・山クラゲとヒジキを散りばめる。

※2019年8月補訂:新版の収蔵で解説文を手直し
販売駅
根室本線 釧路(くしろ)駅 1917(大正6)年12月1日開業 北海道釧路市北大通14丁目
調製元
株式会社 釧祥館 北海道釧路市北大通12丁目2−7 0120-323-017
疑義駅弁

【終売】厚岸産かきホット辨當(1,180円)Akkeshi-San Kaki Hot Bento
2010年1月16日に京王百貨店の駅弁大会で購入 Jan. 16, 2010

掛紙 中身
掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2009〜2010年の駅弁大会シーズンに向けてか、2009年11月1日から2010年2月28日まで販売されたという。円形の加熱機能付き容器を、商品名を大きく書いて厚岸湖の風景やカキのイラストを描いたボール紙の枠にはめる。中身は醤油飯の上にひじき、山くらげ、ニンジン、煮カキをごろごろと散らしたもの。

味はスマートで、道東のカキ飯であればもっと臭さが欲しかったと思う。駅弁催事ではこうやって普通に売られるけれど、現地では3日前までに要予約というし、現地で買ったという話も聞かないし、製造者固有記号も付いているしということで、疑義駅弁と呼ばざるを得ない。2012年頃まで売られた模様。

※2017年8月補訂:終売を追記
販売駅
根室本線 釧路(くしろ)駅 1917(大正6)年12月1日開業 北海道釧路市北大通14丁目
調製元
株式会社 釧祥館 北海道釧路市北大通12丁目2−7 0120-323-017
疑義駅弁

【終売】かき釜めし(1,200円)Kaki Kamameshi (end of sales)
2010年1月16日に京王百貨店の駅弁大会で購入 Jan. 16, 2010

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2009〜2010年の駅弁大会シーズンに向けて、2009(平成21)年の秋までに投入か。陶製の釜飯容器にプラ製のふたをして、中身の写真と商品名を印刷したボール紙の枠にはめる。中身はカキの炊込飯の上に煮カキ3個と山菜、タケノコ、きんぴらごぼう、錦糸卵、シイタケ、ニンジンなどを載せるもの。

味はスマートで、道東のカキ飯であればもっと臭さが欲しかったと思う。駅弁催事ではこうやって普通に売られるけれど、現地では3日前までに要予約というし、現地で買ったという話も聞かないし、製造者固有記号も付いているしということで、疑義駅弁と呼ばざるを得ない。この年のみか、数年間の販売か。

販売駅
根室本線 釧路(くしろ)駅 1917(大正6)年12月1日開業 北海道釧路市北大通14丁目
調製元
株式会社 釧祥館 北海道釧路市北大通12丁目2−7 0120-323-017