banner 汽車客車客車客車客車客車客車客車客車客車客車
 旅の友「駅弁」。実際に食べた9,000個以上の駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

【終売】つばめ弁当(1,000円)Tsubame Bento (end of sales)
2010年12月31日に特急リレーつばめ号の車内販売で購入 Dec. 31, 2010

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

下記のお弁当「つばめ弁当」の、2010(平成22)年の大晦日時点での姿。下記や2005年の大晦日のものとまるで異なり、白地に787系電車の先頭形状を描いた専用のボール紙箱を使う。中身は花形日の丸御飯、高菜巻き御飯、レンコンやニンジンなどの煮物、辛い明太子揚げやレンコン揚げ、玉子焼や薩摩揚など。在来線特急「リレーつばめ」及び新幹線「つばめ」の運転区間である博多駅〜鹿児島中央駅にちなむ食材を詰めたように思える。美味いというよりは、奇抜な印象。

この弁当は「弁当製作会社の都合により」、つまり調製元の撤退により、購入日の翌日である2011年1月1日から販売が見合わされている。

調製元
博多駅鉄道構内営業有限会社(寿軒) 福岡県福岡市博多区博多駅東2−10−16 092(431)0331

【終売】つばめ弁当(1,000円)Tsubame Bento (end of sales)
2002年3月19日に特急つばめ号のビュッフェで購入 Mar. 19, 2002

掛紙 中身
掛紙 外観 中身

土産物のような大きな容器は、黒い掛紙ですっかり包まれる。ひもを解くと、底を少々上げた長方形の容器が登場。中身は経木の仕切りで4分割され、白御飯で1区画、しそ御飯と高菜御飯で1区画、残り2区画に焼明太子や辛子蓮根や焼麦など九州の味が、濃淡紫色のカップに入り収められる。コピーでのお品書きが付いていたが、九州のどこの味であるか分かると良かった。内容は時期により変化した模様。

2002年の購入時での特急列車「つばめ」は、1992(平成4)年に博多駅(一部は門司港駅)〜西鹿児島駅の特急「有明」シリーズの半数に、新型車両の787系電車を投入し誕生した列車。グレーの車体とゆとりある車内、客室乗務員「つばめレディ」の配置、JR発足後では初のビュッフェ車の連結などの新機軸は高く評価され、翌1993年には新型車両の年度代表「ブルーリボン賞」を、1994年には国際的な鉄道賞「ブルネル賞」を受賞した。登場後10年を経ても日本一の特急だと評価する鉄道ファンは多い。

これだけの車両をデビューさせるにあたり、戦前戦後の国鉄の一流列車「燕」の名の使用について、JR九州はJR各社から承諾を得たというエピソードも。しかし残念ながら、2004年度に予定される九州新幹線の新八代駅〜西鹿児島駅での開業に向けて、ビュッフェ車を廃止する改造作業が、この2002年から開始される。

調製元
有限会社 ますみつ 鹿児島県鹿児島市稲荷町24−25 099(247)8821

【終売】かもめ弁当(900円)Kamome Bento (end of sales)
2010年12月31日に特急かもめ号の車内販売で購入 Dec. 31, 2010

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

博多駅と長崎駅を結ぶ特急列車「かもめ」の、車内販売でのみ販売されたお弁当。真っ白なボール紙の箱を、弁当の名前や特急かもめのロゴマークなどを描いた白い掛紙で包む。中身は俵飯とメンタイ御飯、豚肉揚げ、鶏肉メンタイ煮、サバ煮、玉子焼、ゆずこんにゃくの和え物、白ネギ焼など。こちらは無難でおいしいお弁当。

この特急で結ばれる福岡と長崎をイメージした内容だというが、明太子以外の具材との結び付きはよく分からない。この弁当は「弁当製作会社の都合により」、つまり調製元の撤退により、購入日の翌日である2011年1月1日から販売が見合わされている。

調製元
博多駅鉄道構内営業有限会社(寿軒) 福岡県福岡市博多区博多駅東2−10−16 092(431)0331

【終売】ソニック弁当(1,000円)Sonic Bento (end of sales)
2010年12月31日に特急ソニック号の車内販売で購入 Dec. 31, 2010

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

博多駅と大分方面を結ぶ特急列車「ソニック」の、車内販売でのみ販売されたお弁当。正方形の容器に木目柄のボール紙でふたをして、弁当の名前を書いた正方形の掛紙で包む。中身は日の丸俵飯に串カツ、玉子焼、ウインナー、明太子ポテトサラダ、サバ甘辛煮、かまぼこ、めざし、薩摩揚、糸こんにゃく、ゆずジャム、ゆべしなど。「限定幕の内」の副称が付く、モリモリ元気なお弁当。

この特急で結ばれる福岡と大分をイメージした内容であるような気もする。この弁当は「弁当製作会社の都合により」、つまり調製元の撤退により、購入日の翌日である2011年1月1日から販売が見合わされている。その後、2011年10月までに鳥栖駅弁の中央軒が同じ名前と掛紙とコンセプトの駅弁を投入した模様。2015年3月の特急ソニックの車内販売の廃止まで売られたかどうか。

※2019年3月補訂:現況を追記
※2012年2月補訂:現況を追記
調製元
博多駅鉄道構内営業有限会社(寿軒) 福岡県福岡市博多区博多駅東2−10−16 092(431)0331

【終売】特厚カツサンド(670円)Tokuatsu Cutlet Sandwiches (end of sales)
2014年11月4日に特急かもめ号の車内販売で購入 Nov. 4, 2014

掛紙 中身
掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

博多駅と長崎方面を結ぶ特急列車「かもめ」の、車内販売で買えた箱入りサンドイッチ。トンカツのソース漬けをパンで挟んだカツサンドが4切れ。調製元はJR九州の駅のパン屋。商品としては店舗で現存しているかもしれないが、特急かもめの車内販売は翌2015年の3月で廃止されたため、今後に駅弁のようなものだと認識することはないと思う。

調製元
株式会社 トランドール 千早工場 福岡県福岡市東区千早4−92−24 092(681)8714