









京都駅から特急列車「はしだて」で2時間強。その名のとおり、著名な観光地である天橋立の近くにあり、駅から歩いてその砂州まで行ける。駅弁は1970年代から1990年代まで、西舞鶴駅の駅弁が売られた。以後に公式な駅弁の販売はないが、観光列車「丹後あかまつ号、丹後あおまつ号」の乗客に限り駅で受け取れる予約制の弁当「えきべん」がある。1925(大正14)年7月31日開業、京都府宮津市字文珠。
天橋立駅の売店で買えた惣菜。商品名のとおり、酢飯に焼きサバを貼り合わせた棒寿司が1本、フィルム包装で密封され、青い紙箱に収まる。値段も分量もコンパクトな、普通においしい焼きサバ寿司。駅では茶色い箱の「牛肉いなり寿司」(920円)と、黄色い箱の「丹後ばら寿司いなり」(830円)も販売するらしいが、いずれも駅弁と名乗ったり紹介されたことは、ないと思う。調製元は京丹後大宮駅と峰山駅の間の国道沿いで料亭「千代乃家」の仕出し部門と紹介する仕出し弁当店。
2025年の訪問時、売店は健在であったが、冷凍食品を含めた弁当類の販売を終えていた。駅前に出れば、予約か注文で弁当や棒寿司を売る店がいくつもある。
※2025年12月補訂:終売を追記
天橋立駅の売店で買えた惣菜。きゅうりと玉子焼とカニかまぼこのマヨネーズ和えを具とした太巻き寿司を4切れ、透明な惣菜容器に詰めて、商品名の掛紙を巻く。掛紙に「いととめ手作り」「丹後産こしひかり使用」とある、地元のお惣菜。調製元は京丹後大宮駅前のぼたもち店。
天橋立駅は、その名のとおり天橋立の玄関口であり、京都駅から特急列車が乗り入れる。1990年代まで駅弁が売られ、以後も丹後寿司など駅弁のような弁当が、駅の売店で買えたと思う。今回2024年の訪問時には、駅舎で死角にある小さな店舗で、棒寿司のような箱入り商品3種類とこれと、飲料やおつまみや冷凍食品が売られていた。
2025年の訪問時、売店は健在であったが、冷凍食品を含めた弁当類の販売を終えていた。駅前に出れば、予約か注文で弁当や棒寿司を売る店がいくつもある。
※2025年12月補訂:終売を追記
京都駅から特急列車「はしだて」で約2時間。宮津市は京都市の北部で日本海の若狭湾に面した、人口約1.5万人の城下町。古くは丹後国の中心であり、江戸時代に北前船の港町であったり丹後国宮津藩の宮津城に様々な城主が入り、近代にニッケル鉱山が立地し、今は天橋立の観光が盛ん。駅弁は第二次大戦中に存在したらしいほか、1970年代から1990年代までは西舞鶴駅の駅弁が売られた。以後に公式な駅弁の販売はないが、観光列車「丹後あかまつ号、丹後あおまつ号」の乗客に限り駅で受け取れる予約制の弁当「えきべん」がある。1924(大正13)年4月12日開業、京都府宮津市字鶴賀。