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 旅の友「駅弁」。実際に食べた9,000個以上の駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR東海 岡崎(おかざき)駅 JR-Tokai Okazaki Station
2023(令和5)年9月訪問 GoogleMap「岡崎駅」

駅名標 駅舎 駅構内

名古屋駅から東海道線の快速電車で30分ほど。岡崎市は愛知県の中部に位置する、人口約38万人の城下町。江戸時代に東海道の宿場や矢作川の河港があり、徳川家康の生誕地として藩や城が置かれた。明治時代に官営紡績所の操業や鉄道の開通で工業化、第二次大戦後は名古屋のベッドタウンにもなる。駅弁は1907(明治40)年から1992(平成4)年頃まで売られた。1888(明治21)年9月1日開業、愛知県岡崎市羽根町字東荒子。

【掛紙】幕の内辨當(100円)Makunouchi Bento
調製年月日不詳 1960's

掛紙

1960年代頃、昭和30年代頃の調製と思われる、昔の岡崎駅弁の掛紙。岡崎市の電話番号に市内局番が付く、1966(昭和41)年頃より前もの。絵柄は岡崎城と花火大会。岡崎駅で明治時代から駅弁や雑貨などを販売した鍵屋は、名物の駅弁を持たないのに定評のある駅弁屋だったようだが1992(平成4)年頃に撤退、岡崎駅に駅弁やその痕跡は何もない。

販売駅
東海道本線 岡崎(おかざき)駅 1888(明治21)年9月1日開業 愛知県岡崎市羽根町字東荒子
調製元
鍵屋 愛知県岡崎市羽根町 74番

【掛紙】御辨當(30銭)Obento
調製年月日不詳 1941

掛紙

1941(昭和16)年5月不明日の調製と思われる、昔の岡崎駅弁の掛紙。大政翼賛、職域奉公、戦地偲んで感謝の節米、先着順に一列励行、そして価格停止品を示すマル停マークと、戦時であることが見て取れる。

販売駅
東海道本線 岡崎(おかざき)駅 1888(明治21)年9月1日開業 愛知県岡崎市羽根町字東荒子
調製元
鍵屋 岡崎駅構内 連絡先の記載なし

【掛紙】上等御辨當奉祝(35銭)Joto Obento Hoshuku
1929年3月9日調製 Mar. 9, 1929

掛紙

1929(昭和4)年3月9日の調製と思われる、昔の岡崎駅弁の掛紙。この頃に岡崎や近隣で、何が奉祝されたのだろうか。前年の秋であれば、天皇の即位を祝う御大典奉祝名古屋博覧会の開催や、岡崎市域を倍以上に広げた1市4村の合併がある。

販売駅
東海道本線 岡崎(おかざき)駅 1888(明治21)年9月1日開業 愛知県岡崎市羽根町字東荒子
調製元
鍵屋 岡崎駅 連絡先の記載なし