東京駅から電車で約25分。横浜市は神奈川県の東部で東京湾に面した、人口約380万人の港町。東京の衛星都市として人口日本一の市であるほか、異国情緒とウォーターフロントで多くの観光客も集める。駅弁は、大正時代からの駅弁屋がコンコースやホーム上や駅周辺各地に駅弁売店を構え、「シウマイ弁当」は日本一売れる駅弁とされる。1915(大正4)年8月15日開業、神奈川県横浜市西区高島2丁目。
横浜駅弁「かながわ味わい弁当」で11シーズン目の「春」版で、2024(令和6)年2月1日から4月15日までの販売で、やはり神奈川県とのタイアップ企画。掛紙の内容は3年連続で同じだった。価格は60円アップの1,090円。
中身も前年と同じで、タケノコ御飯と日の丸御飯、マグロ生姜煮、芽ひじきとキャベツと油揚げの炒め煮、かまぼこ、タケノコ煮、ニンジンやレンコンなどの煮物、菜の花入り花形豆腐煮、玉子焼、菜の花の醤油漬け、苺わらび餅、シウマイ3個。
横浜駅弁「かながわ味わい弁当」で10シーズン目の「春」版で、2023(令和5)年2月1日から4月15日までの販売で、やはり神奈川県とのタイアップ企画。掛紙の内容は前年と同じで、写真もまったく同じ。価格は50円アップの1,030円。
中身は前年とほとんど同じで、タケノコ御飯と日の丸御飯、マグロ生姜煮、芽ひじきとキャベツと油揚げの炒め煮、かまぼこ、タケノコ煮、ニンジンやレンコンなどの煮物、菜の花入り花形豆腐煮、玉子焼、菜の花の醤油漬け、苺わらび餅、シウマイ3個。
横浜駅弁「かながわ味わい弁当」で9シーズン目の「春」版で、2022(令和4)年2月1日から4月15日までの販売で、やはり神奈川県とのタイアップ企画。掛紙の内容は前年と同じで、「田端のチューリップ(寒川町)」の写真のみ差し替えた。価格は20円アップの980円。
中身は前年と同じで、タケノコ御飯と日の丸御飯、マグロ利久煮、芽ひじきとキャベツと油揚げの炒め煮、かまぼこ、タケノコ煮、ニンジンやレンコンなどの煮物、花形豆腐煮、玉子焼、菜の花の醤油漬け、大福(つぶあん)、シウマイ3個。掛紙の裏面に写真付きで記したお品書きでの、小田原蒲鉾のプロフィール「弾力があり、食感の良い蒲鉾」が、この年は「歯応えの良い蒲鉾」に変わった。
横浜駅弁「かながわ味わい弁当」で8シーズン目の「春」版で、2021(令和3)年2月1日から4月15日までの販売で、やはり神奈川県とのタイアップ企画。掛紙の写真に「小田原城天守閣(小田原市)」「ロードトレイン愛ちゃん号(愛川町)」「氷室椿庭園(茅ヶ崎市)」が加わるとともに、背景の写真が初めて変わり、西平畑公園の桜と富士山(松田町)が使われる。
中身は前年とほぼ同じで、タケノコ御飯と日の丸御飯、マグロ利久煮、芽ひじきとキャベツと油揚げの炒め煮、かまぼこ、タケノコ煮、ニンジンやレンコンなどの煮物、花形豆腐煮、玉子焼、菜の花の醤油漬け、大福(つぶあん)、シウマイ3個。
横浜駅弁「かながわ味わい弁当」で7シーズン目の「春」版で、2020(令和2)年2月1日から4月15日までの販売で、やはり神奈川県とのタイアップ企画。掛紙の写真に「大涌谷(箱根町)」「渋田川の桜(平塚市)」「瀬戸屋敷ひなまつり(開成町)」が加わった。
中身は前年とほぼ同じで、タケノコ御飯と日の丸御飯、マグロ利久煮、芽ひじきとキャベツと油揚げの炒め煮、かまぼこ、タケノコ煮、ニンジンやレンコンの煮物、花形豆腐煮、玉子焼、菜の花の醤油漬け、大福(つぶ餡)、シウマイ3個。
横浜駅弁「かながわ味わい弁当」で6シーズン目の「春」版で、2019(平成31)年2月1日から4月15日までの販売で、やはり神奈川県とのタイアップ企画。掛紙の写真に「瀬戸屋敷ひなまつり(開成町)」「吾妻山の菜の花と桜(二宮町)」、「田端のチューリップ(寒川町)」が加わった。また、実物には記されないが、神奈川エリアに加えて東京エリアでの販売も始まった。
中身は前年とほぼ同じで、タケノコ御飯と日の丸御飯、マグロ生姜煮、芽ひじきとキャベツと油揚げの炒め煮、かまぼこ、タケノコ煮、ニンジンやレンコンの煮物、花形豆腐煮、玉子焼、浅漬け風三色彩り漬け、大福(つぶ餡)、シウマイ3個。値段が30円上がった。
横浜駅弁「かながわ味わい弁当」で5シーズン目の「春」版で、2018(平成30)年2月1日から4月15日までの販売で、やはり神奈川県とのタイアップ企画。掛紙の写真に「花菜ガーデンのチューリップ(平塚市)」「県立三ツ池公園(横浜市)」「古民家山十邸のひな人形とつるし雛(愛川町)」が加わった。中身は前年から、煮物のタケノコを揚げ豆腐に、菜の花醤油漬を大根桜漬に変えただけ。もう何も変える必要がないのだろう。
横浜駅弁「かながわ味わい弁当」で4シーズン目の「春」版で、2017(平成29)年2月1日から4月15日までの販売で、やはり神奈川県とのタイアップ企画。掛紙は前年とほとんど同じ。5つの円写真に「三浦海岸桜まつり(三浦市)」と「横浜公園の噴水(横浜市)」が登場。「かながわ再発見」のアイコンが消えた。
中身は昨春とほとんど同じ。三崎産マグロの生姜煮、三浦産芽ひじきと山菜などの炒め煮、小田原蒲鉾、小田原産梅干を使う日の丸御飯、菜の花醤油漬、シウマイ3個などが入る。
横浜駅弁「かながわ味わい弁当」の2016(平成28)年の春版で、やはり神奈川県の「かながわ再発見キャンペーン」とのタイアップ企画として、前年より半月間長い2016年2月1日から4月15日まで販売。掛紙の風景写真には、春の桜と富士と神奈川県内の各種イベントが使われる。中身は今回も、小田原産梅干の日の丸御飯、タケノコ御飯、三崎産マグロ生姜煮、三浦産芽ひじきとアサリと薩摩揚の炒め煮、小田原蒲鉾、大福、菜の花漬、昔ながらのシウマイ3個などと、ほとんど同じ。
横浜駅弁「かながわ味わい弁当」の2015(平成27)年の春バージョンで、今回は2月15日から4月15日まで前年の倍の2か月間の販売。掛紙と容器は前年と同じ。中身は少し変わり、タケノコ御飯と小田原産梅干の日の丸御飯、三崎産マグロ生姜煮、三浦産芽ひじきと山菜とさつま揚げの炒め煮、小田原かまぼこ、玉子焼、タケノコやレンコンなどの煮物、菜の花の醤油漬、大福、シウマイ3個。価格は「秋」と同じく、前年から50円のアップ。
2014(平成26)年3月1日から31日までの販売。秋や冬ではなく春に初めて出てきた、かながわ味わい弁当。容器と価格と掛紙の意匠は昨秋と変わらず、しかし掛紙の写真は花が咲く春のものに差し替えられ、中身の一部にも春を感じる食材が使われる。山菜御飯と小田原産梅干の日の丸御飯、三崎産マグロ生姜煮、三浦産芽ひじきとフキとさつま揚げの炒め煮、小田原かまぼこ、玉子焼、タケノコやレンコンなどの煮物、菜の花の醤油漬、桜餅、シウマイ3個。