2016(平成28)年4月26日に横浜スタジアムで発売。プロ野球横浜DeNAベイスターズの球団オリジナルから揚げ。東京西麻布の日本料理店の料理長が監修した、二度揚げてパルミジャーノチーズを絡める鶏唐揚。チーズ味の竜田揚に感じる、紙カップ入り軽食。価格は2016年の発売時で550円、2023年の購入時で650円。
2018(平成30)年のプロ野球のレギュラーシーズンに向け、同年3月30日に発売。横浜DeNAベイスターズの球団オリジナル醸造ビール改革第三弾として、横浜中華街で人気の豚まん店「江戸清(えどせい)」と共同で開発した、専用の紙箱に入れた焼き餃子4個。「こだわりの焼き立て提供」「タレを付けず、そのままでおいしい濃厚な味付け」「食べごたえたっぷりのジャンボサイズ」がポイントだそうな。千葉県柏で食べたホワイト餃子に似た、ふんわり大きなタイプ。
※2022年8月補訂:写真を更新2019(平成31)年4月23日に購入した、餃子の箱。上記の2022年のものと、まったく同じ。
プロ野球開催時の横浜スタジアムで売られるお弁当。20世紀の大洋ホエールズの時代からあるのかもしれない。ベイスターズの青色でなくジャイアンツのオレンジ色である薄い掛紙に、商品名とニワトリと調製元を描く。プラ製惣菜容器の中身は、日の丸御飯に大根桜漬、鶏唐揚とフライドポテト、やきそばと紅生姜、肉団子、ブロッコリー。醤油味がおいしくて昔懐かしく、しっかり作られた感のある、お惣菜のからあげ弁当。ただ、からあげ弁当は絶対に横浜名物ではないと思う。
プロ野球開催時の横浜スタジアムで買えたお弁当。上記の弁当「横浜名物からあげ弁当」の姉妹品なのだろう、同じ調製元で、同じような容器に、同じような中身を詰める。こちらは日の丸御飯と大根桜漬、のり味とカレー味と甘辛味の鶏唐揚、フライドポテト、肉団子、ブロッコリー、ほうれんそうのおひたし。これもつまり、からあげ弁当。掛紙でなくプラ容器に商品名の小さなシールを貼る姿は、普段使いの惣菜弁当のよう。
2004(平成16)年9月21日に購入した、横浜スタジアムのお弁当の掛紙。上記の2022年の「横浜名物からあげ弁当」と同じ姿。容器は同じようなもので、中身もポークウインナーがあった程度でほぼ同じ。しかし調製元の名称と所在地が異なる。価格は2004年の購入時で600円、2017年時点で750円。
プロ野球開催時の横浜スタジアムで買えたお弁当。東京駅や羽田空港や東京のデパ地下で買える叙々苑焼肉弁当と同じようなもので、小さいのに値段が高い。商品名を「コンパクト・ミックス(カルビ&タン塩)弁当」とした中身は、専用の黒い紙箱に収めた専用の黒いプラ容器に、白飯を詰め、牛焼肉と牛たん焼で覆い、キムチと山くらげを添えるもの。
東京のものと同じ味、焼肉の香りと霜降りでとても柔らかい口当たりと韓国風の付合せを持つ、高級焼肉弁当。弁当売店にあった叙々苑焼肉弁当はこれ1種類であったが、ここでは50個以上の団体予約により、同じ容器と値段で「コンパクトカルビ弁当」「コンパクトタン塩弁当」「ロース・タン塩ミックス弁当」が注文できるらしい。調製元は叙々苑で東京都心を配達エリアとする宅配弁当店舗。
横浜スタジアム内でプロ野球試合日に営業する食堂「Cafe Victory Court(カフェビクトリーコート)」のプロデュースグルメ第3弾のひとつとして、2022(令和4)年6月24日に発売。3月25日発売の第1弾は三浦監督や牧選手などの7商品、5月12日発売の第2弾は石井コーチや今永選手などの7商品、第3弾は齋藤コーチや山ア康選手などの7商品に加え、お弁当ワゴンではこの佐野選手プロデュース「サノスのイベリコ豚弁当」を発売、7月29日発売の第4弾は鈴木コーチや森選手などの7商品。食堂で注文する紙カップやバーガー袋やミニヘルメットの商品群の中で、不思議とこれだけが弁当として登場した。
駅弁でも使われる、少し大きな長方形のプラ容器に、白飯を詰め、醤油味と塩味と味噌味の焼イベリコ豚を並べ、炒り胡麻をかけ、鶏唐揚、煮玉子、ブロッコリー、小松菜、キムチを添える。肉の量とタレの味付けがパワフルな、韓国風豚肉弁当だろうか。佐野恵太選手と中身の関係はなさそうなので、来年以降も掛紙だけ替えて売る定番商品にしてよいと思う。調製元は東京都板橋区の仕出し弁当業者。
2023(令和5)年4月27日に購入した、横浜スタジアムのお弁当。上記の弁当「サノスのイベリコ豚弁当」の2023年版で、容器と中身は同じ。掛紙の絵柄も西暦年以外は同じにみえて、選手の写真とサインも更新された。価格は100円の値上げ。
横浜スタジアムの2016年シーズンからの新規取扱商品。中身は羽田空港の空弁の「東京肉むす」とまったく同じで、容器の8区画の中に、チーズや味噌や青海苔マヨで3種4個とタレ2個で6個の、球形をした肉巻きおむすびと、漬物と甘味。空弁はちょうど千円なので、200円の球場プレミアムが上乗せされている。実に肉々しい弁当。2018年のシーズンまでの販売か。
2012(平成24)年シーズンから横浜スタジアムをフランチャイズにするプロ野球団が横浜DeNAベイスターズになって以来、球団の成績はともかく、試合を楽しく観戦できる、観戦してもらう様々な施策により、ホーム観客動員数は2011年の110万人から2015年に181万人にまで増加した。一方で、弁当の販売は縮小気味。2016年から弁当の立ち売りをやめ、オリジナル商品が「DeNAユニフォーム弁当」だけになってしまった。
※2019年8月補訂:終売を追記2014(平成26)年5月25日のプロ野球シーズン中に発売。大きな正方形のボール紙製パッケージには、トニ・ブランコ内野手の写真を掲載。球場型の黒いトレーに収まる中身は、ジャンバラヤとされる長粒米の黒めな炒飯、フライドポテト、ジャークチキン(鶏肉のスパイス焼き)、チリビーンズなど。
選手の出身地である中南米の料理を詰めたそうだが、味と脂の強さと方向性で、常温の弁当としてはうまいものではなかった。ブランコ選手はこの日の試合を欠場するなど故障がちになり、実際に9月15日と23日に弁当名どおりのサヨナラホームランを打ったものの、この年のシーズン限りでベイスターズを自由契約となり、この弁当も2014年シーズン限りで消えた。
2012(平成24)年4月6日の横浜スタジアムでのプロ野球の開幕に合わせて発売。弁当名は横浜DeNAベイスターズの2012年シーズンスローガン「熱いぜ!横浜DeNA」をそのまま採用したものだろう。容器の形状と調製元は同時に発売した下記「ハマのラミちゃん絶好調!弁当」と同じ。こちらのパッケージには中畑清監督の写真、横浜スタジアムらしき背景イラスト、底面には球団歌の歌詞が印刷される。中身は白御飯の上に豚ロースを1枚置き、辛いソースをかけて、キャベツを刻んで添え、パイナップル缶と星形ニンジン煮を載せて、ダイコンと玉子焼とゴボウを付け合わせるもの。このシーズンのみの販売。
ベイスターズは21世紀に入ってから、特に2010年や2011年は、球団の所有や名称に関する醜く呆れた争いがテレビや新聞やネットのスポーツ欄を埋め、球団と球界のイメージダウンに加担してしまったと感じる。ソーシャルゲームという見方によってはグレーゾーンだとも指摘される商売での驚異的な利益率により、マルハやTBSの頃のような資金難からは逃れられたのだろうが、勝率3割台のお荷物球団がどこまで保つのか、ご近所さんとして心配である。
※2017年9月補訂:終売を追記2012(平成24)年4月6日の横浜スタジアムでのプロ野球の開幕に合わせて発売。容器の形状と調製元と中身の主な内容から、前年の下記「石川雄洋ハマっ子牛鍋弁当」と同じものだろう。パッケージの底にはラミちゃんこと、登録名アレックス・ラミレス外野手のプロフィール、経歴、主な記録が記される。牛肉の質と量が牛鍋から牛丼に変わり、200円の値下げ。このシーズンのみの販売。
このシーズンから球団の親会社が、携帯電話向けゲーム提供サービス「モバゲー」などを運営するディー・エヌ・エーに交代し、球団名を「横浜ベイスターズ」から「横浜DeNAベイスターズ」に変え、サインやロゴなどを従前と似て非なるものに一新した。その影響かどうか、以前はなんとなく野球を匂わせるだけであった球場内弁当のパッケージのデザインが、このようにどこから見てもベイスターズな直球タイプに変化している。
※2017年9月補訂:終売を追記2011年のプロ野球シーズンからの販売か。プロ野球開催時の横浜スタジアム内で弁当台売りから購入したお弁当。駅弁でも使われる、プラ製トレーを組み込んだ長方形の容器に透明なふたをして、ツヤと窓のある薄いボール紙製の枠にはめる。中身は古代米を使う赤飯の上を牛肉煮で覆い、切り干し大根など少々の付合せを添えるもの。
牛飯として特殊な御飯が固く冷たくなり、味を落とした印象。白御飯かつ常温であれば、有名駅弁並みにうまかったはず。この商品に横浜やベイスターズを感じるものは見当たらない。調製元は首都圏の野球場へプロ野球選手タイアップ弁当やオリジナル弁当を卸す事業も持つ東京都内の韓国料理屋。このシーズンのみの販売か。
※2017年9月補訂:終売を追記2011年のプロ野球シーズンからの販売か。プロ野球開催時の横浜スタジアム内で弁当台売りから購入したお弁当。駅弁でも使われる、プラ製トレーを組み込んだ長方形の容器に透明なふたをして、ツヤと窓のある薄いボール紙製の枠にはめる。中身は半分が古代米を使う赤飯、残る半分がタマネギやニンジンなどを混ぜて辛く味付けされた韓国風牛焼肉に切り干し大根など。
牛肉弁当として特殊な御飯が固く冷たくなり、味を落とした印象。白御飯かつ常温であれば、有名駅弁並みにうまかったはず。この商品にも横浜やベイスターズを感じるものは見当たらない。このシーズンのみの販売か。
※2017年9月補訂:終売を追記2011年のプロ野球シーズンからの販売か。プロ野球開催時の横浜スタジアム内で弁当台売りから購入したお弁当。駅弁でも使われる、プラ製トレーを組み込んだ長方形の容器に透明なふたをして、ツヤと窓のある薄いボール紙製の枠にはめる。中身は古代米を使う赤飯の上に、牛肉煮や焼タマネギなどを貼り付け、切り干し大根など少々の付合せを添えるもの。
牛丼として特殊な御飯が固く冷たくなり、味を落とした印象。白御飯かつ常温であれば、有名駅弁並みにうまかったはず。石川選手とは2005年シーズンから横浜ベイスターズに所属する石川雄洋内野手のことで、前年もこの年もショートでスタメンを張るが、守備にも打撃にも不安を持つと評されている感じ。このシーズンのみの販売か。
※2017年9月補訂:終売を追記プロ野球開催時の横浜スタジアム内で弁当台売りから購入した、駄洒落系な名前のお弁当。正六角形の容器を弁当名を墨書きしたデザインの枠にはめる。中身は日の丸御飯にエビフライとヒレカツとチキンカツに肉団子や焼売という、脂っこくカロリーが高そうな体育会系。2013年までの販売か。
※2017年9月補訂:終売を追記