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 旅の友「駅弁」。実際に食べた9,000個以上の駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR東日本 常陸大子(ひたちだいご)駅 JR-East Hitachi-daigo Station
2018(平成30)年4月訪問 GoogleMap「常陸大子駅」

駅名標 駅舎 駅構内

水戸駅から水郡線で約80分。茨城県久慈郡の大子町(だいごまち)は、茨城県の北端に位置する人口約2万人の宿場町。袋田の滝や温泉や紅葉で、観光客を集める。駅弁は昭和30年代の一時期に売られたらしい。1986年頃から駅前旅館が「しゃも弁当」を売り始め、21世紀に入りその存在が知られたり時刻表に掲載されるようになった。1927(昭和2)年3月10日開業、茨城県久慈郡大子町大字大子。

玉屋の奥久慈しゃも弁当(1,200円)Tamaya no Oku-kuji Shamo Bento
2018年4月14日に調製元で予約購入 Apr. 14, 2018

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 外観 外観 中身 中身 中身

駅売りの弁当としては1986(昭和61)年頃に発売。駅前旅館が自前の食堂で調製するお弁当であり、事前の注文により駅の改札口やホーム上での受け渡しができるようになり、さらに調製元が2002年度に日本鉄道構内営業中央会に加盟したことで、公式な駅弁となった。購入には事前の予約が必要。駅前旅館の食堂に行けば、その場で作ってくれたり、食堂で料理として食べることもできる。掛紙には、この地域の最大の観光名所である袋田の滝の写真が、背景として使われる。

ホカ弁向けな容器に白御飯を詰め、醤油・砂糖・酒・みりんなどで柔らかく煮たたっぷりのシャモで覆い、ささがきごぼう、炒り卵、漬物を添える。肉の締まりと甘めのタレ、予約販売によるほのかな温かさ、そしてたっぷり入る分量により、食べた人の誰もがうまいと言う駅弁の逸品。価格は2002年時点で950円、2015年時点で1,000円、2018年から1,180円、2025年時点で1,200円。

奥久慈しゃもとは、1970年代に茨城県養鶏試験場が開発した、闘鶏用の品種「軍鶏(シャモ)」に名古屋コーチンとロードアイランドレッドの交雑種を掛け合わせた食用鶏。最初から人気があったわけではないようで、見向きもされないから駅前旅館が積極的に引き受けたとの振返りもあったと思うが、今では茨城県大子町の名物として、シャモ鍋やシャモ丼を提供する食堂や旅館が国道沿いに並ぶ。

※2025年7月補訂:値上げを追記
※2018年6月補訂:写真を更新
※2018年3月補訂:値上げを追記
販売駅
水郡線 常陸大子(ひたちだいご)駅 1927(昭和2)年3月10日開業 茨城県久慈郡大子町大字大子
調製元
玉屋旅館 茨城県久慈郡大子町大子718 0295(72)0123

【終売】玉屋の奥久慈しゃも弁当(1,000円)Tamaya no Oku-kuji Shamo Bento (end of sales)
2017年9月17日に調製元で予約購入 Sep. 17, 2017

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2017(平成29)年9月17日に購入した、常陸大子駅弁の掛紙。「だいごみ 大子町ブランド認証品」のマークが印刷になり、調製元の名前が表面に出て、食品表示が詳しくなった。

販売駅
水郡線 常陸大子(ひたちだいご)駅 1927(昭和2)年3月10日開業 茨城県久慈郡大子町大字大子
調製元
玉屋旅館 茨城県久慈郡大子町大子718 0295(72)0123

【終売】玉屋の奥久慈しゃも弁当(1,000円)Tamaya no Oku-kuji Shamo Bento (end of sales)
2016年4月15日に調製元で予約購入 Apr. 15, 2016

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2016(平成28)年4月15日に購入した、常陸大子駅弁の掛紙。下記の6年前と同じで、「だいごみ 大子町ブランド認証品」のシールを貼付。2年後のものと比べて、食品表示の文字数がだいぶシンプル。容器と中身は、6年前も2年後も、まったく変わらない。

販売駅
水郡線 常陸大子(ひたちだいご)駅 1927(昭和2)年3月10日開業 茨城県久慈郡大子町大字大子
調製元
玉屋旅館 茨城県久慈郡大子町大子718 0295(72)0123

【終売】玉屋の奥久慈しゃも弁当(950円)Tamaya no Oku-kuji Shamo Bento (end of sales)
2010年10月17日に常陸大子駅構内受取で予約購入 Oct. 17, 2010

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2010(平成22)年10月17日に購入した、常陸大子駅弁の掛紙。8年前のものと比べて、調製元の電話番号の市外局番の桁数と、掛紙下部の注意書きに変化が見られる。容器と中身は、8年前も6年後も、まったく変わらない。

販売駅
水郡線 常陸大子(ひたちだいご)駅 1927(昭和2)年3月10日開業 茨城県久慈郡大子町大字大子
調製元
玉屋旅館 茨城県久慈郡大子町大子718 0295(72)0123

【終売】玉屋の奥久慈しゃも弁当(950円)Tamaya no Oku-kuji Shamo Bento (end of sales)
2002年8月15日に常陸大子駅構内受取で予約購入 Aug. 15, 2002

掛紙 中身
掛紙 外観 中身

2002(平成14)年8月15日に購入した、常陸大子駅弁の掛紙。駅前旅館がこの15年ほど前から、注文生産により一日最大30個程度を販売していたという。この年に公式な駅弁となり、掛紙に駅弁マークが入り、市販の時刻表にもその存在が掲載された。

販売駅
水郡線 常陸大子(ひたちだいご)駅 1927(昭和2)年3月10日開業 茨城県久慈郡大子町大字大子
調製元
玉屋旅館 茨城県久慈郡大子町大子718 0295(72)0123